抜刀術

月影塾の抜刀術は、端的に刀の本身を鞘から抜き、そして元の鞘に納めるという限定された身体と太刀の運用としてあります。抜いた後は新隂流刀法を揮います。ただそれだけとも言えますし、ただそれだけではないとも言えます。ただそれだけではないとは、抜くには抜いたが、どう抜いたか? さらに、納めるには納めたが、どう納めたか? ここには身体叡智の明確なる技術として、新隂流概念に基づいた刀の抜き納めが在り、この意に随い術となるべく研鑽してまいります。この抜刀術には流儀の原理的機能と作用を繙く理が存在しており、刀の抜き納めにおいても新隂流の法に則り、これを遵守してまいります。
神秘宿る日本刀剣と対峙し、充足の時を深く心に味わい噛みしめ、日々の稽古研鑽を重ねていく所存であります。

稽古開始

当面は身体操作である立ち居振舞い、歩法等を稽古学んでまいります。その後、抜刀及び納刀の術となる所作と身の運びを、さらに竹刀を太刀に見立て学んでまいります。この間は動きやすい服装での稽古参加にて問題ございません。

稽古習慣

武術的身体にも慣れ親しみ順応してきましたら、道具一式を揃え、抜刀及び納刀の術理と身体操作の基本を学び稽古してまいります。

道衣   白黒どちらでも可
袴    黒、紺
帯     腰骨下腹を固定できるもの
模擬刀  居合刀 模擬刀
足袋    原則素足 足袋可

刀剣観

新隂流の刀剣観も含め、刀剣自体に関する基本要項等も学んでまいります。

抜刀1動画

抜刀2動画

抜刀3動画

抜刀4動画

抜刀参考動画

抜刀 塾生参考動画